●E-ZEUSⅡ+SUPERSTAR_Vの地上マーカーの発明 ― 2025/07/01 07:07
■白昼の自動導入も簡単にできます(観測所に必須)
「地上マーカーはすごい発明なのでもっとアッピールすべき」と、多くのユーザー様から勧められたので、少し詳しくご紹介します。
独自通信コマンドのE-ZEUSⅡと純正指定の制御用プラネタリウムソフトSUPERSTAR_Vの組み合せで実現できた機能です。
「地上マーカーはすごい発明なのでもっとアッピールすべき」と、多くのユーザー様から勧められたので、少し詳しくご紹介します。
独自通信コマンドのE-ZEUSⅡと純正指定の制御用プラネタリウムソフトSUPERSTAR_Vの組み合せで実現できた機能です。
E-ZEUSⅡ+SUPERSTAR_Vの初期設定と同期は、望遠鏡の視界に恒星などを導入して「同期」ボタンを押すだけで準備完了となるのが特長ですが、地上マーカーも「天体とみなして同期」することができます。
地上マーカーは緑色の■で表示され、真南の地平線から子午線に沿って10度きざみで天頂までと真東/真西の地平線上にあり、遠くの鉄塔や木立の場所を地上マーカーとして描き込むこともできます。
曇りで星が見えなかったり白昼の天体を見るのに非常に便利です。が、もっとも便利なのは観測所に固定された赤道儀に用いる場合で、必須とも言える機能です。
曇りで星が見えなかったり白昼の天体を見るのに非常に便利です。が、もっとも便利なのは観測所に固定された赤道儀に用いる場合で、必須とも言える機能です。
たとえば、天頂の地上マーカーを導入して観測を終了(すべての電源をOFF)しても、次回の観測は天頂の地上マーカーで同期してすぐに開始することができます。
地上マーカーがたくさんあるのは、環境によって観測を終了する位置が様々だからです。 ドームに設置の天体望遠鏡は天頂のマーカーで終了/開始をするユーザー様が多いです。 望遠鏡にキャップをする場合は、子午線上の適宜な位置でもよいし、スライディングルーフは真東や真西のマーカー、または環境に応じて自由に描けるマーカーが便利です。
※同期用の星が見えなかったり白昼の自動導入を行なうには、従来は高価なアブソリュート型エンコーダを用いコンピューターの電源を入れたままにするなどが必要でした。
※同期用の星が見えなかったり白昼の自動導入を行なうには、従来は高価なアブソリュート型エンコーダを用いコンピューターの電源を入れたままにするなどが必要でした。
真南の地平線から子午線に沿って10度きざみで天頂までと、真東/真西の地平線と遠くの鉄塔を表示した画面。(画像をクリックすると拡大)
E-ZEUSⅡは赤道儀の大きさに合せて、標準型、中型用、大型用、があり見繕ってご提案しています。 E-ZEUSⅡ本体はケースに収めたり、ピラーのパネルに装着したりできます。 もちろんオートガイダーの端子もあります。
どんな赤道儀でもE-ZEUSⅡ用のモーターさえつけられれば自動導入赤道儀に改造ができます。 モーターをつけられなかったことはありません。
こちらは大型赤道儀の例。 E-ZEUSⅡ用モーターを取付けやすい赤道儀や難しい赤道儀など様々ですが、今まで400台近くの実績があり、改造できなかった赤道儀はありません。
■E-ZEUSⅡ+SUPERSTAR_Vの便利な機能
通常の自動導入はハードが受け持っていて、制御するプラネタリウムソフトは自動導入の位置を指定するだけです。 しかし、E-ZEUSⅡは独自コマンドなため、純正指定のSUPERSTAR_Vを使うことにより、自動導入以外に下記の便利機能があり実用的です。
①鏡筒が東側でも西側でも大丈夫
最近は鏡筒の短い望遠鏡が多く、鏡筒が赤道儀の東側でも西側でも架台に干渉しにくくなっています。 なのでE-ZEUSⅡ+SUPERSTAR_Vでは、自動導入時の鏡筒の東西に制約はありません。 都合の良い位置を同期の際に選べます。 思いのほか実用的な機能です。
②鏡筒反転導入
子午線をまたいだ自動導入の際には、鏡筒反転して大きく動いて導入する一般的な導入の他に、鏡筒反転しない導入が選べます。
また、追尾中の天体を鏡筒反転して再び導入する「反転導入」機能があります。 この機能は鏡筒と赤緯軸の直角の調整にも役立ちます。
③その他の独特な機能
・指定した時間で追尾を停止(寝落ち対策)
・直前に導入した別の天体の一発導入
・彗星/小惑星などの移動天体の自動追尾
・撮影の写野の大きさと構図を表示
・二種類のバックラッシュ補正
■その他の自動導入プラネタリウムソフト
E-ZEUSⅡは人気のアストロアーツ様のステラナビゲータ/ステラショットで動かすことができ愛用者も多いです。 ASCOMプラットホーム/ドライバを使います。 前述の地上マーカーなどはありませんが使いやすいソフトです。
↓下記に詳細な説明があります。
・ステラナビ/ショットとE-ZEUSⅡ(←クリック)
また、ASCOMプラットホームを併用して、N.I.N.A.なども使え、ZWO社のASIAIRも使えますが自己責任でお願いしています。





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